レポート

夏空を仰ぐ稲刈り体験!上六人部「日本酒づくり」開幕

2020/09/11
上六人部の畑

爽やかに広がる青空、鮮やかな緑の山々。そして、心地よい風になびく黄金色の稲穂たち。夏の日差しが照りつける8月下旬、福知山市 上六人部地区で、日本酒の原料となるお米の収穫体験が開催されました。

上六人部のコシヒカリ

<上六人部活性化協議会>の主催で開催される地域イベント【稲刈りして、日本酒を造ろう!】。お酒をテーマに、地元の魅力をアピールして、イベントを通してファンを増やし、関係人口の拡大や地域活性化を目指す取り組みです。

酒米の稲刈り、醸造体験、酒瓶ラベル制作を経て、最後には完成した日本酒の乾杯を目指す全4回のプログラム。今回は初回となる「稲刈り体験」の模様をお届けします!

日本酒に変わる黄金色の稲穂たち

手刈りに汗を流すのは、福知山市内外から訪れた10名の参加者たち。近畿圏内の京都市や西宮市だけでなく、愛知県や静岡県から参加した方も。年齢層も20代〜50代までと幅広く、日本酒を愛する人たちが各地から集まりました。

上六人部の稲刈りをしている様子

<上六人部活性化協議会>の代表・高野 隆さんからの挨拶を終えて、鎌を使った稲刈りについて説明を受けます。地元にお住まいの農家さんたちも作業をサポート。炎天下のもと、稲刈り体験がはじまりました!

稲の束をまとめる人たち

鎌を持って稲を刈る人、刈り取られた稲を束にして稲木にかける人に分かれて作業が進んでいきます。「稲刈りは小学校の遠足のとき以来です」「稲刈りし始めると集中しすぎて周りが見えなくなりますね(笑)」と参加者の皆さん。日常ではなかなか体験できない稲刈りを楽しむ姿が見られました。

ちなみに、日本酒を造るための酒米は「山田錦」が有名ですが、今回は「コシヒカリ」を使うのだそう。参加者の皆さんが刈り取ったお米が、どのような味わいを生み出すのか。今から楽しみですね!

それにしても、とにかく暑い!!

当日、晴天に恵まれましたが、日陰は一切ありません。熱中症にならないように水分補給。田んぼの横に特設されたパラソル付きのテーブル席でこまめに休憩をとります。お酒トークがはずみ、すっかり意気投合。参加者同士、自然と打ち解けあっていました。

パラソルの下で談話する参加者たち

上六人部 ファーム to レストラン

稲刈り作業を終えたあとは、お待ちかねのランチタイム。福知山市の焼肉店『丹の吉』のシェフを招き、「Farm to Restaurant by Ninokichi」として特別メニューが振る舞われました。

福知山産の野菜を素揚げする様子

提供されたのは「トマトベースの夏カレー」「彩り野菜のバーニャカウダ」「バターナッツカボチャの冷製スープ」。いずれも福知山産の食材が使われており、なかにはすぐそばの畑で収穫したばかりの野菜も!

トマトベースのカレー

福知山産の夏野菜のバーニャカウダ

特にバーニャカウダには、「バターナッツカボチャ」「白ゴーヤ」「島オクラ」「アンデスレッド」「シャドークイーン」といった珍しい野菜が使われていました。シェフの美しい盛り付けに歓声が湧きます。

福知山産の夏野菜のバーニャカウダ

参加者の皆さんからは「こんなにも本格的な料理を食べられるなんて思いませんでした!」「野菜の味が力強くて美味しい!」と大好評。上六人部の美しい景色と共に料理を楽しみました。

パラソルの下で談話する参加者たち

あっという間に時間が過ぎて、最後の閉会式。
参加者から一言ずつ感想をもらいます。

感想のなかには、「残り3回の開催が待ち遠しいです!」「自分の稲刈りしたお米が、これから造られる日本酒の一部になっていると思うと嬉しいです」といった言葉のほか、「来年の開催もお願いします!」と初回にして早くも来年への期待の声も挙がりました。

最後に<上六人部活性化協議会>の副代表・芦田 義孝さんの挨拶で締められ、初回の「稲刈り体験」が閉幕。厳しい暑さのなかでの稲刈りでしたが、参加者の皆さんの顔は夏空のように爽やかだったのがとても印象的でした。

日本酒づくり体験@上六人部の集合写真

全4回で開催される福知山観光地域づくりイベント【稲刈りして、日本酒を造ろう!】。11月に開催予定の第2回目は、日本酒を詰める酒瓶のオリジナルラベルをつくるワークショップです。当日の模様についてレポートしますのでお楽しみに!